
せっかく入社した会社をすぐに退職…
このような若手会社員が増えてきています。
事実、僕も1社目を1年も経たずに、2社目を3ヶ月で退職しています。
そして、意外にも会社を短期離職する社員は僕の身の回りにも多いです。
会社辞めたネタは僕のブログでも数多く紹介していますが、最近になって短期離職をする人間にはある共通点があることが見えてきました。
それは人間性も勿論ですが、就活のやり方である程度共通点が見られます。
ということで本日は、短期離職をしがちな意識高い就活生に共通する特徴を書いてみたいと思います。
無駄に意識高く希望を持って就活に望んだ結果、入社してから自分の思い通りにいかず、精神を病んで離職…というパターンが非常に多いんですよねえ…事実、僕もそのパターンでしたし。
就活生の皆さんは僕らの失敗を教訓にして、是非とも悔いのない会社選びをしてください。
てことで以下、僕の反省点も踏まえ、会社選びに失敗しがちな就活生の特徴を書いてみたいと思います。
目次
自分のヤリタイコト(笑)で会社を選び、給与や福利厚生を気にしていない
デザイナー志望とか、マスコミ志望とか、コピーライター志望とか、ウェディングプランナー志望とかに多いのがこのパターン。
いわゆる夢追い人ですね。
夢追い人は単純です。
「お金よりも夢が重要だ!やりがいが重要だ!おれは周りの普通のやつとは違う!大企業なんかいかねえ!自分のやりたいことをやるぞ!」
と、根拠のないことを突然言い始めます。
そして、ヤリタイコト(笑)を求めて、激務薄給の会社に勤め始めます。
そんな夢追い人はみんなこう主張します。
「自分だけは大丈夫。自分だけは他の人と違う」
いや~みんなこう言うんですよね~。
自分だけは大丈夫って、なんの根拠があって言ってるんですかね。
事実、コピーライターになりたくて中小広告代理店に入社した僕の友人も、映画監督になりたくて映像制作会社に入社した僕の友人も、激務薄給で1年ほどで会社を辞めております。
彼らは夢を追って給与と福利厚生を考えずに会社に入社した結果、会社の奴隷となり、精神を蝕まれ、死亡するのです。
ちなみに彼らの実態を綴った記事は下記になりますので、よければご覧ください。
→映像会社に新卒入社するもブラックすぎて適応障害を発症し会社を退職した話
自分のやりたいことを追い求めるのもいいですが、自分の好きな仕事をする、やりがいを持って働く、それを求めるならばある程度の給与水準は必要不可欠なのです。
やりがいのある仕事、好きを仕事に、なんて戯言も良いですが、最低限の報酬も会社選びの時に見ておかなければならないのですよ。
大した社会経験もないのに「ベンチャーなら成長できる!」と思い込んで得体の知れないベンチャー企業に入社
先ほど見てきたタイプと違いますが、こちらもありがち。
「ヤリタイコトは特にない。好きを仕事にしたいということも特にないけれど、とりあえずなんかでかいことしたい!成長したい!」というのがこのタイプ
こういったタイプは大体考えが薄っぺらいです。
どうせ一生懸命塾とか謎の就活支援団体とか、どっかのベンチャー企業の社長の言うことに踊らされているだけでしょう。
こういった人々は自分で考えることができていないのです。
あなたの言う「成長」ってなんですか??
そのベンチャー企業で何をしたいのですか??
あなたの求めるものは本当に成長なんですか??
何も考えず、「とりあえずベンチャー企業に行けば成長できるだろ!」と考える人はとにかく薄っぺらいんですよ。
そもそも成長ってなんですかw って感じじゃないですか。なんですかその曖昧なワード。
年収1000万円が欲しい!!とかいう具体的な数値目標を掲げた野望があったほうがよっぽど健全ですし、わかりやすいです。
成長したいからベンチャー企業に行く!!と言ってベンチャーに行った友人はみんな辞めてますよ。なぜならその程度の理由でそのベンチャー企業に入る理由がないからですね。
ベンチャー企業なんて薄給、過酷労働です。将来的に役員になれるとか、頑張れば年収2000万になれるとか、そんな夢がないと続かないんです。
ただただ、「成長したい!だからベンチャー!」という安易な考えでベンチャー企業に入社しても、そこに芯がなければ続くはずがないんです。
事実、人材会社に入って営業ノウハウを鍛えたい!という思いで人材会社に入社した人たちなんか、軒並み会社をすぐ辞めてますからね。
例えば僕のブログだと、「新卒で入社した人材会社を1年で辞めてフリーランスになった話」にてその辺は詳しくインタビュー記事を書いているのでよかったらご覧ください。
投資家目線のみで会社を志望し、その会社で働くということを考えていない
これもよくいる就活生。
いわゆる、就活厨というやつですね。
この会社の業績は素晴らしいから志望する!
この会社の株価は最近上昇している!最近人気だ!だから志望する!
このように考える人っているじゃないですか。
それ、労働者目線でなくて投資家目線ですよね??
会社の業績が良くて、最近伸びているからといって、そこで働く理由はありませんよね??
もしかすると、とてつもないブラック企業で社員に過重なノルマを課しているからこそ急成長を遂げているだけかもしれません。
例えば一昔前で言うなら、日本電産という会社は株価急上昇、会社自体も急拡大しましたよね。
しかし、その成長の裏には多大なる犠牲があったのです。かつての日本電産はハードワークをモットーとし、社員に過酷なノルマと労働を強いました。
「声の大きいコンテスト」や「トイレを素手で掃除」なんていう文化も社員に強要しており、お世辞にも働きやすい会社とは言えないものでした。
それでも会社は大きくなり、株価も上昇し、投資家たちは大喜びだったのです。しかし投資家たちの喜びの裏には、社員たちの多大なる犠牲があったことでしょう。
具体例が長くなりましたが、すなわち、会社の業績がいいから。会社が有名だから。従って働きやすいだろう、というのはちゃんちゃら理にかなっていないのです。
財務状況、株価、業績などを見るのももちろん良いですが、それだけで選んでしまうときっと後悔します。
業績が良いからといってその利益が社員に還元されるとも限りません。特に今の世の中、会社がお金を溜め込んでいる時代です。薄給の可能性もあります。
就活生の皆さんは財務状況や業績をチェックするのも勿論ですが、「その会社に入って実際に働く」ということをより正確にイメージしておいたほうがいいでしょう。
ただ、業績と給与、福利厚生を兼ね備えた企業に入社したとしても、肝心の仕事内容に意味を見出せずに会社を辞めてしまうということもあり得ます。
これは僕のパターンですね…
以下、ちょっと見てみましょう!
自分がどうなりたいかを考えず、とりあえずホワイト企業を志望している
さて、これは僕のことですね。
自分がどうなりたいかを考えず、世間で良いと言われている企業に入社しましたが、なんか違うな?と思い退職するにいたりました。
世間の価値観とあなたの価値観は異なるのです。
世間では福利厚生よし、給与よし、残業なしの優良ホワイト企業が良いと言われております。
事実、僕もこの文言を信じてホワイト企業に入社いたしました。
しかし、それは間違いでした。
なぜなら僕の目標とするところは、労働からの離脱だからです。
キャッシュで2億手に入れることなのか、月収500万円を安定的に手に入れることなのか、それはわかりませんが、とにかく僕は一気に金を稼ぐなり有名になるなりして会社員として働くのを辞めたいのです。
僕の勤務していたBtoBメーカーでは長期的な雇用慣行のもと、1社に骨を埋めるのには適していました。
しかし、僕はそもそも労働をしたくなかったのです。
労働をしたくないのに、終身雇用が前提のメーカーに入社するなんてそんな本末転倒なことはあるでしょうか?
しかも、メーカーの文系事務職なんて仕事は社内でしか通用しないスキルしか身につかないので、独立志向の人間にとってはますます在職する価値がありません。
労働が嫌なら、労働から離脱できるようなスキル、ノウハウを身につけられる会社に行くべきだったのです。資産を手に入れることができる会社に行くべきだったのです。
僕はその辺を考えていないで就活をしてしまったので、せっかく入社した会社を辞めることになってしまったのですよねえ…
まあ、その辺に関してはこちらの記事(ホワイト大企業入社した僕が1年で会社を辞めた理由)にて詳しく書いておりますので、気になる方はこちらをご覧ください。
まとめ。あなたは会社に何を求めるのか
さて、最後になりますが、あなたは会社に何を求めるのでしょうか??
お金でしょうか。やりがいでしょうか。成長性でしょうか。
自分は会社に何を求めるのか?そこをしっかり理解しなければ、充実した会社員ライフを送ることはできないでしょう。
ちなみにですが、自分が会社に何を求めているのか?自分はどんな人間で、どんな会社に向いているのか?わからないという人は一度キミスカの適性診断を受けてみることをオススメします。
僕は自己分析とか適職診断とかの類に関してはあらゆるツールを使いまくってきたのですが、その中でも間違いなくキミスカの適性診断が最も正確で当たります。
その証拠に、例えば僕が受験した結果を見てくださいよ…
小さいので見づらいと思いますが、僕の人物像はこのように診断されました。
「役割意識に欠け利己的、孤立した意識をもち社会性に欠ける、感受性に欠け心理や感情理解が困難といった傾向がでている。」
この辺マジで僕のことですからねw 社会性がなくて空気が読めないので、社会に適合できず転職を繰り返しているわけです。
ただその代わり、
「本質や答えを見抜く感性に優れている、筋道立てて思考し理解がよいといった傾向がでており強みといえる。」
という長所があるので思考を整理してブログ書いたり、世の中の本質を見極めて真実を発信する面においては向いているわけです。自分で言うのも恥ずかしいですがw
僕の例から見てもわかることとして、自分の適性を把握して、その職に就くというのは何にも増して重要なことなのですよ。
事実、僕は今のところブログでそこそこ稼げていますからね…
ということで、自分の適性を診断してもらいたい!という方は是非ともキミスカの適性診断を受けてみてください。
他のサイトの適性診断よりもずっと多くの質問に答えることになりますが、それだけ正確ですので騙されたと思って受験してみてくださいw
受検は下記リンクよりできますので、皆さんもやってみましょう。
そして、僕は自己分析に関しては一家言ありまして、自己分析に関する記事を複数書いておりまのでよければこちらもご覧ください。
*関連記事
→会社を1年で辞めた僕が考える短期離職しないための自己分析のやり方
→就活生よ!自己分析はムダだから即刻やめろ!
→【就活生必見!】マルクス経済学から学ぶ仕事選びのポイント
↑相反するタイトルですが、どれも同じ理論に則って書いておりますのでよかったらご覧ください。
ではでは今日はこの辺で。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
ちなみに、
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②就活や転職をする際に、必ず知っておくべきこと
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ではでは
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