本日は、元海外プロサッカー選手である鈴木啓祐さんが人材紹介会社に転職し、トップ営業マンに登り詰めるまでのキャリア体験談を記事にしたいと思います。
ビジネス経験ゼロ、社会人スキルゼロの状態からどのようにして転職活動を行い、トップ営業マンになったのか?その体験談を掘り下げていきたいと思います。
とはいえ、元プロサッカー選手というと
「元々はプロサッカー選手だったんだから、どうせ営業もコネでなんとかなったでしょw?」
「元々プロサッカー選手になれるくらい優秀だったんだから、営業も最初からできたんでしょw?」
と、このような想像をされる方もいらっしゃるのではないかと思います。
事実、僕もそう思っていました。
が、実際にお話を聞いてみるとそんなことはなくて、初めは営業成績なんて全く上がらないし、元プロサッカー選手という理由だけで「裏口入学」「サッカーだけやってきて仕事の何ができるのw?」と他の社員から陰口を叩かれたりすることもあったようで、普通のサラリーマン以上の辛い体験がそこにはありました。
元プロサッカー選手といえど、入社時点では僕らと同様にビジネススキルはゼロの状態です。
そこから涙ぐましい努力の末、社内でトップ営業マンにまで登り詰め、現在は自分のビジネスを起業するに至ったのです。
ということで本日は、そんな元プロサッカー選手のキャリア事情、裏話について鈴木啓祐さんにインタビューをしてきましたので、以下、記事を書いていきたいと思います。
・プロサッカー選手は儲かるのか?
・ビジネス経験ゼロ、仕事ができない状態からどのようにしてトップ営業マンに登り詰めたのか?
そんなところを掘り下げていきたいと思いますので、みなさま是非ご覧ください。
プロサッカー選手でない方にとっても、参考になるところは多いのではないかと思います。
僕が質問をして、鈴木さんが回答するという形で記事を書いていきたいと思います。
では見ていきましょう!
*ちなみに、今回のインタビューにご協力してくださった鈴木啓祐さんのFacebookアカウントはこちらになります。
目次
プロサッカー選手としての経歴
まず初めに、簡単に鈴木さんのプロサッカー選手としての経歴をお聞きしたいと思います。
経歴の詳細は鈴木さんのnote(元プロサッカー選手の僕が人財業界で起業する理由)に書いてありますので、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
以下は鈴木さんのプロサッカー選手としての簡単な経歴です。
19歳でドイツのプロサッカーチーム(Turikisher SV Wisebaden Police FC(loyal Thai police) に入団しました。
なぜプロの世界に入れたかというと、自分の武器である足の速さ(50m5.8秒)やドリブルの突破力が特に評価されたと思います。
ポジションでいうとサイドハーフやフォワードに近い攻めのポジションでした。
プロサッカー選手としてのキャリアは3年ほどで、ドイツ→ポーランド→タイのプロチームでプレーをしてきました。
とのことです。
19歳の頃から海外チームでプレイなんて僕には想像もつかないです…
ちなみに、ドイツ時代の鈴木さんの写真はこちらです。
カッコいいです…
しかし、そんな鈴木さん、3年ほど海外でプレーした後、日本に帰国することとなります。
「なぜ日本に帰国することとなったのか??」、鈴木さんは下記のように述べておられます。
子どものころからの夢だったプロのサッカー選手として3年プレーしてみて、一言で言うと完全燃焼したからです。
その後、セカンドキャリアを徐々に意識する自分がいました。
そして、鈴木さんは日本に帰国するわけですが、帰国直後、どのようにしてセカンドキャリアを歩めば良いのか全くわからない状況に陥ることとなります。
帰国して、仕事がない現実=「迷子状態」 (何をしたらいいのかわからなかった)
さて、そんな鈴木さん、いざ日本に帰国したのは良いものの、帰国後の仕事が全く無いという現実に直面することとなります。
というかそもそも、プロサッカー選手を辞めたとして、自分が何をしたら良いのかもわからないという状況だったそうです。
「何をしたら良いかわからない、そもそも自分のやりたいことすらわからない…」その時の鈴木さんの心境が下記です。
日本に帰ってきて、日本はまだまだスポーツ娯楽に対しての市場が小さいことにギャップを受けました。
プロサッカー選手であれば海外だとVIP扱いされることが日常であるにもかかわらず、日本ではVIP扱いされるなんてことはほとんどありませんでした。
国全体としてスポーツに対する関心が低く、非常にギャップを感じました。
ちなみに、Jリーグでプロとして活動していくためには、プロの中でも本当に突き抜けた上位1%でないと高給を稼ぐことができないという現実があります。
例えばJ3のチームだと、新卒の月給より低い選手もざらにいます。
J2だと、「新卒よりはもらえてるかな?」
という印象です。これがリアルな現状なんです。
まあ、年俸についての詳細はネットで調べてもらえればわかると思います。
プロサッカー選手のセカンドキャリアとしては、サッカー教室の先生やクラブコーチなどが挙げられると思いますが、正直なところそれらの職業で生活をしていくのは難しいです。
プロアスリートのセカンドキャリアは社会課題の一つだと思います。
話を戻します。
海外から帰国して仕事を選ぶときに何をしたらいいのかまったくわからず、だからこそ、サッカーの先輩のつながりで某大手人材紹介会社に入社することになりました。
自己分析とかはやっていません。職務経歴書とかも一切ありませんでした。
もう一度、新たな自分の可能性に挑戦しようと思ったときに、サッカー選手ではなく、一から、社会人としてのキャリアを歩んでいくことを決心しました。
やるからには、サッカーでがんばった時みたいに、熱くやりたいと思っていました。
年齢としては、まだまだ若かったことと、サッカーの世界の一区切りをつけたのと、同期のサッカー選手にも負けないように自分の気持ちを高めていました。
周りから受ける影響っていうのも少なからずあったと思います。周りの5人の平均が自分という言葉もありますが、人が成長していくうえで、環境を選ぶのは大事だと思います。
ということで心機一転。鈴木さんはプロサッカー選手としてのキャリアを捨て、某大手人材会社にて営業マンとしてのキャリアを歩んでいくこととなります。
人材紹介会社に入社したきっかけはサッカーの先輩繋がりだったということで、持つべきものは人脈だなあ…と感じさせますね。
ただ、「入社できた良かった!めでたしめでたし!」とはいかず、その先には数々の苦労が待ち構えていました。
時には陰口を叩かれ、時には仕事が全くできない自分に嫌気を指しながらも、持ち前の行動力とチャレンジ精神で自ら道を切り開いてゆくのです。
人材紹介会社に新卒と同様の待遇で入社するも、全く仕事ができない日々
待遇は新卒と同様、かつ4月入社ということで、他の新入社員と横並びで人材紹介会社に入社した鈴木さん。一見すると、
「これで人生は順風満帆!」
・・・と思えるものですが、そう人生うまくはいきません。
そこで待ち構えていたのは、プロサッカー選手時代とは程遠い、陰口を叩かれ、仕事のできない自分に嫌気を指す日々でした。
いざ会社に入社したものの、そこには厳しい現実が待っていました。社会人人生を振り返っても一番、辛いといえる時でした。
「裏口入学w」と陰口を叩かれたり、「サッカーだけやってきて何ができるの?」と面と向かって言われたり…かなり散々なことを言われ続けました。
しかし、「そこで腐ったら終わりだな」と。
「元プロサッカー選手」という肩書きはどこまでいっても付いてくるため、周囲を納得させるため、自分を納得させるためにはやはり目に見える結果が重要でした。
とはいえ、入社直後の右も左もわからない状態では成果など出るはずもなく…陰口を叩かれ、社内でも肩身の狭い思いをする日々が続きました。
恐らく、最初の頃は自分の中でのプライドが邪魔をしていたのではないかと、今振り返ると思います。
「裏口入学」とか「サッカーだけやってきてなにができるの?」などと言われるのは辛いですね…
こんなことを言われるくらいなら、最初から何も期待されていない普通の新入社員の方が幾分かは気が楽なことでしょう…
このあたりについては鈴木さん自身のnote記事、元プロサッカー選手の僕が人財業界で起業する理由②にも書かれておりまして、ちょっと引用させていただくと、
プロサッカー選手を卒業し、社会人デビューした自分であったが、待ち受けている現実は厳しいものだった。入社して最初の3ヶ月は何も成果が出なかった。
周りは初受注を取っていく中で、一人取り残されていた。
周りからは、サッカーしかやってきていない無能だとか、どうしてこの会社に入れたの?とかいろいろと影で言われていた。周囲の期待に応えられず、とにかく悔しくて家で泣いていたこともあった。
このような心境だったそうです…
本当に辛かったのだと思います。
とはいえ、何を言われようとも鈴木さんはめげることなく、結果的には社内でトップ営業マンにまで登り詰め、自分で会社を興すまでに至ります。
ビジネススキルゼロから、どうやってトップ営業マンにまで登り詰めたのか?
鈴木さんはビジネススキルゼロから、何もできない状況から、入社3ヶ月、周囲が初受注をする中で自分だけ受注することができない中、どのようにして人材紹介会社でトップ営業にまで登り詰めていったのでしょうか??
全く意味のないプライドを捨ててからは、もうとにかくガムシャラに行動起こすだけでした。
・誰よりも早く会社へ出社
・社長との会食に積極的に同席させてもらう
・採用で困っているだけでなく、何でも困っていることはやる精神
実際にクライアント先のオフィス移転の手伝いなどもやったりしました。
みんな何かを言い訳にしてやらなかったり。3日坊主になったりしてしまうのを、自分はやり切ったというのが結果に繋がったと思っています。
正直、ほんとに辛かったです。「環境が人を育てる」という言葉がある通りで、人間って努力をしていれば自然とその環境に順応していくんですよね。 なので、あえて1番辛い道を選択することが1番の近道だと分かりました。
やみくもに努力をするのではなく、ゴールを設定して、結果から逆算した行動ができると、確実に結果はついてくると思います。
結果が出るまで行動をし続けるというのが大事で、それを維持するためのマインドセットが他の人と差をつけるポイントだと思います。
ということで、持ち前のガムシャラマインドでトップ営業マンに登り詰めたということです。
このあたりについても詳細は鈴木さんのnoteに書いておりますので、詳しく知りたい方は是非鈴木さんのnoteも覗いてみてください!
まとめ。現在の仕事は何をしているのか?
以上!元海外プロサッカー選手のキャリア体験談について書いてきました。
ちなみに鈴木さんは現在、起業をされ、「バクテン」という転職支援サービスを立ち上げております。公式ホームページはこちらになります。
鈴木さんの転職支援サービス、普通の転職エージェントとは全く変わっていて、
① 求人を紹介しない!
② 転職者には最大100万円のキャリアアップ支援金を提供
という2点の大きな特徴があります。
①の「求人を紹介しない」というのは、要はバクテンのエージェントさんと一緒に入社する企業を決めていくということですね。
僕がすごいなと思うのは②でして、転職者に最大100万円のキャリアアップ支援金というのはかなりの太っ腹であると思いますね…!
とまあ、長々宣伝してもあれなのでこの辺にしておきますが、興味のある方、アスリートから民間企業への転職を考えられている方などはよかったらバクテンに相談してみてはいかがでしょうか?
ちなみに、もしバクテンをご利用されるなら、「タコペッティのブログを読みました!!」とだけ伝えていただければ、代表の鈴木さんが直接面談をしてくれる他、その他数多くの特典が受けられますので、是非ともバクテンをご利用の際は僕の名前を出していただければと思います。
公式ページはこちらですので、転職を考えられている方は是非ともどうぞ。
ということで、鈴木さんの立ち上げたサービスの宣伝を終えたところで、この辺で記事を終えたいと思います。
労働からの卒業目指して頑張っていきましょう
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
ちなみに、
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②就活や転職をする際に、必ず知っておくべきこと
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ではでは
エイチアールテクノロジーズ株式会社って会社らしいですが、営業電話にて求職者のふりをして担当者につなげてもらおうとしてくる。 その後「御社に興味のある求職者様がいらっしゃる」の一点張りで打ち合わせを進めようとする活動で信用出来ない。