昭和世代の上司というのは、僕ら平成世代の会社員にとって理解不能な人間に思えます。
その上、「自分の価値観は絶対!」と思い込んでいる昭和世代の上司は非常に多いので、彼らは僕ら平成世代にその価値観を押し付けてきます。
ですので、まともに昭和世代の上司と接していたらまともな平成世代の人間であればストレスが溜まります。
事実、僕も古き良き老舗企業に在職していた時は
「メールの後は必ず電話を入れろ!メールだけじゃ見ねえよ!電話しろよ!」
「メールのCCは役職の高い順に入れろ!」
「上司に書類を渡す時は必ず両手で!」
「上司に報告をする時は必ず「ただいまお時間よろしいでしょうか?」と聞け!」
「ビールを注ぐ時は必ずラベルを上にして注げ!」
など、数々の昭和のしきたりがあり、そのしきたりに従ってきました。(もうだいぶ忘れかけておりますが…)
ですが、平成世代の僕からすると、それらのしきたりに全て従わなければならないのは非常にストレスでした。
特に、メールの後に電話というしきたりは平成世代の僕らからしてみると非常に違和感があるようで、こんなツイートもありましたね….
メールに書いてあることをなぜ電話するのか、やっぱり理解ができぬ。。これは「私はちゃんと口頭でお伝えしましたよね?」という契約的なことなんですかね😑
— りょーけん@TikTokやるぞぃ💪 (@RyoukenK) 2019年5月30日
まあ挙げればキリがないですが、昭和世代の価値観に押しつぶされ、自我を失い、鬱病になってしまう会社の同期なども僕は数多く見てきました….
ということで本日は、「昭和世代の上司との付き合い方」についてお話ししていきたいと思います。
昭和世代の価値観を強要され、日々消耗している平成世代の会社員の皆さん!是非ご覧ください!
昭和世代との交流は、異文化交流と思えば良い
これは先日、僕の会社の同僚が言っていて「なるほど」と思ったのですが、昭和世代の上司との交流は異文化交流と思えば良いと思うんですよ。
例えば海外旅行に行くとするじゃないですか。
すると、当たり前ですが現地では現地のマナーに則って異文化交流をしなければならないですよね。
日本では当たり前とされている認識が海外では通用せず、海外に行ったら海外のしきたりに従わなければならないわけです。
しかしながら、住めば都とはよく言ったもので、現地でのしきたりに従っていたら意外とその良さに気づいたりするわけです。それと同時に、日本の文化の素晴らしさを再認識することもあるわけです。
会社での昭和世代の上司との交流もこのような異文化交流と同等のものと捉え、年上の相手の価値観を理解する努力、相手に年下の自分の価値観を理解してもらう努力をすれば良いと思うんですよ。
会社の人が、
「昭和世代との交流は異文化交流と思えば良い。社内接待とかゴルフとか、異なる国で異文化と交流していると思えば意外とその良さに気づいたりする」
と言っていて、なるほどなあと思った。イケハヤ先生に聞かせてあげたい。— タコペッティ (@syakaisei) May 29, 2019
正直なところ、世代間のギャップを全て埋めるというのは不可能なわけです。
そりゃ生きた時代も違えば環境も違うわけですから、世代ごとにそれぞれ異なる価値観というものがあり、相手の価値観に無理に従おうと思えばストレスが溜まってしまうのは必然なのです。
であれば、「平成世代と昭和世代は相容れないもの。自分は先輩たちのやり方に合わせるしかない」と思考停止して唯々諾々と上司の言うことにただただ従うのではなく、昭和世代の価値観を理解する努力をして、相互理解に努め、お互いの価値観から学ぶべきところを学んで歩み寄っていけば良いと思うのですよ。
このように会社の上司との付き合いを「昭和世代との異文化交流の場」と捉えれば価値観が異なるのは当たり前であることに気づきますし、また「相手はなぜそのような価値観を持つに至ったのか?」ということを考えることで昭和世代の価値観を理解することもできるでしょう。
例えば「メールを送った後に電話する」という昭和のしきたり一つ取ってもそうです。
これを一概に
「電話はオワコン!」
と突っぱねるのではなく、「これは異文化理解の良い機会だ!」と捉え、そこで相手の行為を理解する努力をすることが重要だと思うのです。
平成世代はチャット文化で、昭和世代は電話文化というのは労働をしていて感じることですが、これを一概に
「電話はオワコン!」
と突っぱねるのではなく、このような世代間ギャップを異文化理解の機会と捉え、そこで相手を理解する努力をすると良いのかもしれない。— タコペッティ (@syakaisei) May 30, 2019
この例で言えば、メールの後に電話をすることで相手に確実に情報を届けることができますし、文面では伝わらないはずの熱意を伝えることもできるわけです。
こう考えれば、「連絡は全てチャットで十分!電話はオワコン!」という平成世代の価値観も、ある意味凝り固まった価値観であるような気もしてきます。
人を突き動かすための連絡であれば電話の方が効果が出る可能性がありますし、そう考えたら時と場合によってはメールだけよりも電話をした方が良いケースというのもありうるわけです。
このように、メールと電話を1つ取っても、世代間ギャップを異文化理解の機会と捉え、そこで相手を理解する努力をすれば新しく見えてくるものがあります。
昭和世代との交流は異文化交流と捉えて、お互いに歩み寄ることができれば会社員として一歩成長できるような気がします。
昭和の価値観を押し付けてくる上司
とはいえ、異文化交流というのは双方の理解があってこそ成り立つものです。
中には、平成時代の価値観を認めず排除しようとし、昭和の価値観を押し付け若者を洗脳しようする上司も存在します。
昭和世代の価値観を学ぶのも重要なことです。そちらで得た経験も間違いなく人生の糧となります。
問題は平成時代の価値観を認めず排除しようとし、昭和の価値観を押し付け若者を洗脳しようすることなのです https://t.co/bF4FOIIibN
— J (@Jblogeconomics2) May 30, 2019
っていうか、むしろこういう上司の方が多いかもしれません笑
そんな人を巷では「クソ上司」と呼ぶわけですが、このような上司に対する対処法はたった1つです。
それは、そういう相手の価値観を認めない「クソ上司」を可哀想な人だなあ、と憐れみ、とりあえずそいつの言うことにハイハイと従っておくということです。
お互いに歩み寄ることが不可能な、異文化交流も不可能な、いわゆる、昭和世代の頭のおかしいクソ上司の言うことは、真に受けてはいけません。
なぜなら、昭和世代クソ上司にはクソ上司なりの理論があって、その理論は大抵ガバガバであり、僕ら平成世代の若手にとっては理解に苦しむものだからです。
そのような、異文化交流も不可能な所謂「クソ上司」への対処法にについてはこちらの記事(新卒の配属ガチャでクソ上司に当たった時の対処法)に詳しく書いておりますので是非ともご覧ください。
異文化交流をしようとしている相手の頭がおかしかったら、異文化交流も相互理解もクソもないですからね…
そのあたりは本質を見抜く審美眼を持って見極めていきたいところです。
まとめ。
以上、昭和世代の上司との付き合い方について見てきました。
昭和世代の主張をむやみに突っぱねるのではなく、お互いに相互理解を深め、お互いの価値観を理解し、お互いに学びを深めていければ良いところです。
ではでは今日はこの辺で。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
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