「無職 やっておくべきこと」とかのキーワードでGoogle検索すると、「失業保険を受給しよう!」とか「離職手続きをしっかり!」とか出てくるんですが、それってなんの解決にもなっていないと思います。
手続きは手続きでやれば良いとして、無職になった時に最も重要なのは、「今後どうするか」「この空白期間に何をしておくべきなのか?」です。
ということで本日は、僕の20代の無職経験を踏まえ、「20代で無職になったら今すぐやるべきこと5選」について書いてみたいと思います。
ちなみに僕の自己紹介をしておきますと、僕は私立文系大学を卒業し、新卒で某大手メーカーに就職するも、わずか10ヶ月で退職します。
そしてその後は起業に挑戦して失敗したり、クラウドソーシングを活用して小銭を稼いだりしてその日暮らしの生活をした後、結局は実家に居候して無職ニート生活を3ヶ月ほど送ることとなります。
(僕が無職ニートになった時の不安と絶望についてはこちらの記事(1年で会社を辞めた僕が感じた無職になった時の不安と絶望)に詳しく書いておりますのでよければご覧ください。)
そんな僕ですが、無職ニートを経験した3ヶ月の間、
「自分はどうなりたいのか?」
「自分はどのように働くのが最も幸せなのか?」
を徹底的に考え、自分の人生の目標を定めました。
僕の人生の目標とは、本ブログのテーマでもある「労働からの卒業」「働かないで生きていく」という目標です。
この目標を定めてからというものの、僕のやることは1つに決まりました。
それは、「働かないために働く」ということです。
そのために僕は無職ニートを経験してから3回の短期離職を経験してしまいましたが、最終的にはWeb業界に転職し、社会人5年目にして週4日勤務の社員という立ち位置を手に入れることができました。
週4日勤務のメリット(週4日勤務の正社員を3ヶ月体験してわかった週4勤務のメリット)についてはこちらの記事に書いておりますが、控えめに言って最高です。
そして、僕がどのようにして週4日労働を手にすることができたのか?それはひとえに、無職期間にやるべきことをやったからだと心の底から思っております。
無職期間に読むべき本を読み、いろんな人と会い、見識を広げ、人生の目標を定めておいたからこそ、社会人5年目にして週4日労働という理想的な生活を手に入れることができたと思っております。
ということで本日は、そんな僕の経験を踏まえ、「20代で無職になったらやっておくべきこと」を5つ、ポイントを絞って解説していきたいと思います。
無職になった、もしくは無職になる予定のある方は是非ともご覧ください!
※動画でも喋っております。文章ではなく耳で聞きたいという方はこちらの動画をご覧ください。
目次
自分の属性と異なる人と会いまくる
1点目。まずやっていただきたいことがこちら、「自分の属性と異なる人と会いまくる」ということです」
どういうことかと申しますと、例えばサラリーマンを辞めて無職になった方でしたらサラリーマンと交流するのは辞めておいた方が良いです。
なぜかというと、同じ属性の人と会っても新たな発見がないからです。
サラリーマンを辞めた人が同じようにサラリーマンと会っても、
「サラリーマンやっぱり辛いよな…」
「次はどこに就職するつもりなの?さすがに無職じゃやばいよ、ちゃんと働かなくちゃ」
とか言われるだけで、当たり前のことしかアドバイスしてくれません。
事実、僕も無職になった時は同級生のサラリーマンたちと会いましたが、当たり障りのないことしか言われなかった記憶があります。っていうか、何言われたかすらもう覚えてないですw その程度のもんだと思います。
一方でフリーランスや起業家、お笑い芸人など、サラリーマンとは全く異なる世界観で生きている人たちと会うと、価値観が変わりますし何より大きな刺激を受けることができます。
例えば僕が無職になった時は、同級生で新卒フリーランスとなった堀元見くんに会いに行ったのですが、いやー全ての価値観が変わりましたよね。
彼は当時、千葉県の奥地の村で半自給自足生活をして生計を立てていたのですが、「働かなくともこんな生き方があるのか!!」と非常に参考になりました。
その他だと、大学を卒業して起業した友人とも会いましたね。
大学を卒業しても無職ニートでフラフラしている奴とも会いました。
彼らはみな、サラリーマンとは別の世界観で生きているので、サラリーマンとして生きていくしか方法がないと思っていた僕にとっては超刺激的で斬新でした。
サラリーマンをやっていたのなら、同じようにサラリーマンと会っても大した成果は得られません。どうせお互いの会社の愚痴を言って終わりです。「次の就職先を探さなきゃなあ…」というごく当たり前の結論が出て終わりです。
無職になったら、まずは会社員時代には出会えなかったフリーランスや起業家、お笑い芸人など多様な方々と会ってみる!!
それが無職になって第一にやるべきことですし、僕がやって一番良かったと思うことであります。
読書をする
2点目は、とにかく時間があると思うので読書をしましょうということです。
読書は最強の自己投資です。
自分の価値観を変えてくれますし、いろんな人の人生観をたかだか数百円で学ぶことができるというのは素晴らしいことだと思います。
とはいえ、くだらない本ばっかり読んでいても何も人生は変わらないと思います。
従って、こちらの項目では「無職になったら読むべき本」を3冊だけ厳選してご紹介したいと思います。
この3冊は僕が無職時代に読んで人生が変わった本です。
持たない幸福論
アマゾンリンクはこちら。京大卒ニートphaさんの名著です。
「別に働かなくても生きていける」
「会社に属して働くという生き方なんて、所詮最近の数十年の間に出てきた考えに過ぎない」
という、当たり前だけどもサラリーマンをやっていると気づかない事実を学ぶことができます。労働に対する価値観が変わります。無職になったらまず読むべき本かなと思いますw
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年収150万円で僕らは自由に生きていく
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言わずと知れたブロガー界の神、炎上王でもあるイケハヤ先生の名著。田舎暮らしの方法や年収を低くして生きていく方法を学べます。(今はその面影も少ないですが…)
これを読むと同様に、サラリーマンだけが人生ではない、世の中にはいろんな生き方がある、ということを学べます。
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LIFE SHIFT
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こちらは書店にもよく並んでいますし、言わずと知れた名著ではないでしょうか。
人生100年時代のこの世の中、僕らはどのように人生設計を立て、どのように働いていくべきなのか??人生設計、ライフプランの基本を学ぶことができます。
そして、人生に空白期間が必要だということを学べるのもまた良いです。
無職期間や空白期間って転職の面接では悪く見られがちですけど、実は人生においては必要不可欠な期間だと思うんですよね。
上記2冊を読んで「サラリーマンだけが生きる道ではない!」ということを学んだら、こちらの本を読んで人生設計の立て方を体系的に学び、自分専門のライフプランを無職期間に考えるのが良いと思います。
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ブログ、YouTubeを見まくる
読書と一緒に、ブログとYouTubeで先人たちの意見を学ぶというのは非常に重要だと思います。
本も良いですが、本ではどんなに頑張っても数ヶ月前の情報ですから、最新の情報、生き方を知ろうと思ったら昨日今日の情報を得ることができるブログやYouTubeの情報が有益です。
ブログやYouTubeと言ってもくだらない動画ばっかり見てるんじゃ意味ないですよ。今は良い時代でして、成功したビジネスマンや投資家の意見をネットで生で見ることができます。
事実、僕は無職期間中にイケハヤ先生のブログばっかり読んでました。
「ブログで食っていける!」
「会社だけが人生じゃない!会社を辞めてフリーランスになっても、ニートになっても生きていける!」
という意見に無職時代の僕は何度も救われました。
今はのイケハヤ先生の主張は昔と変わってしまったのでちょっとアレですが、まあ今ならイケハヤ先生以外にも、もっと大きな成功を収めた方や、多様な生き方をしている人の発信をスマホ1つあれば無料で気軽に見ることができます。
そういった成功者、有識者の方々の意見や生き方に関する情報をスマホで仕入れて、人生の価値観を変えていきましょう。
ちなみに僕がよく見ている成功者の方のYouTube動画は、与沢翼さんやダン高橋さんです。
その他にも、無職YouTuberやニートYouTuberなんてたくさんおりますから、そうした方々の動画やブログを見ることで勇気をもらうことができます。
なんなら連絡をして会いに言ってお話を聞いたり、仕事をもらったりしても良いでしょう。
今の時代、やろうと思えばなんでもできると思うし、無職の暇なときにこそそうしたことをやっておくべきだと思うんですよ。
副業
4点目は、副業です。
今の時代、副業は生き抜く上での必須スキルです。
副業によって自分の力でお金を稼げていれば、お金を基準に会社を選ぶ必要がありません。嫌な仕事だってすぐに辞められます。
仕事選び、すなわち人生の選択肢を増やす一助となるのが副業なのです。
例えば、僕は無職時代にこのブログを立ち上げ、多少なりとも広告収益が入るようになった結果、人生の選択肢が無限に広がりました。
2社に転職したベンチャー企業を3ヶ月で辞めることができたのも、3社目に入社した営業会社をわずか1年で退職することができたのも、全て副業で稼げていたおかげだからだと思っております。
副業といっても、難しく考える必要はありません。
僕のようにブログを書いてPVを集めて広告収益を稼いだっていいし、不用品をメルカリで転売して利益を得たって良いんです。
とにかくなんでも良いので、自分の力でお金を稼いでみる、僕にとってはブログという副業でお金を稼げたことが、無職からの脱出、自由への第一歩だったと思っております。
「副業で稼いでみたい!!!」という方は、僕の別ブログの下記記事にてゼロからの副業の始め方について詳細を書いておりますので、興味のある方は是非ともご覧ください、
会社訪問をやりまくる
最後はこちら。
とにかくいろんな会社に訪問しまくりましょう
僕が就活で後悔しているのは、大手のBtoBメーカーばかり見ていたという点です。
もっと視野を広げて大中小業種問わずいろんな会社を見ておけば、いろんな仕事やいろんな働き方があるということを肌で体感できたはずなんですが…
僕はそれをやらなかったがために、狭い枠組みの中で
「BtoBのホワイト優良メーカーにさえ就職できればあとは人生楽勝!!」
こんな視野狭窄な考えで就活してしまいました。
もっといろんな会社を見て、もっといろんな人の働き方や考えを知っていれば自分に向いている会社に就職できたはずなんですが…
ということで僕は就活時代の反省を生かし、無職期間には転職エージェントを活用してとにかくいろんな会社に訪問しまくりました。
1つ目の項目でお話ししたように、フリーランスや起業家の方々ともお会いしつつ、同時並行でとにかく自分の興味あるなしにいろんな会社を見て回った感じです。
僕の目標は「企業に属さずに生きるようになる」「いずれは労働からは卒業して、自由気ままに生きる」ということでしたので、そのための踏み台としてベンチャー企業に転職することを決めた感じです。
(まあ、結局はそのベンチャー企業も3ヶ月で退職してしまったわけですが…w 自分の価値観、人生の目標を決めることができたという点でいろんな会社に訪問するという試みはかなり良かったと今振り返ると思います。)
一度会社員に戻ってしまえば、昼夜問わずいろんな会社を自由に訪問できる時間なんてまずありません。日中は仕事で忙しいですから、転職活動に制約が生まれます。
ですので、無職期間の暇な時期に全力でいろんな企業を訪問することをオススメいたします。
ただ、昨今の状況では会社を直接訪問しまくるというのは現実的に難しいでしょうから、オンラインで社員から話を聞いてみるなどするのが良いと思います。
まとめ
以上!「20代で無職になったらやっておくべき5つのこと」について見てきました。
本記事は少し意識が高かったかもしれませんが、別に意識低く生きていったって良いと思います。
それこそ本記事でご紹介した持たない幸福論や年収150万円で僕らは自由に生きていくにもある通り、会社に属さないで生きていったって良いんです。
日本というのは恵まれた国であり、よほどのことがなければ死なない国ですから、向いていないのにいやいや会社に勤めて精神を病んでしまう方がバカです。
働かないで生きていく方法については下記記事に詳しく書いておりますので、興味がある方は下記記事もぜひご覧ください。
→働きたくない会社員がお金を稼がないで生きていくための6つの方法
ではでは、今日はこの辺で。
労働からの卒業目指して頑張っていきましょう!
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。
ちなみに、
①ブログには書けないようなさらに濃い話
②就活や転職をする際に、必ず知っておくべきこと
③僕が長い年月をかけて編み出した「感情マーケティングを応用した必勝面接術レポート」
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