会社を辞めることは人生の終わりではなく人生の始まりだ

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会社を辞めたら人生終了…

二度と社会のレールの上に戻ってくることはできない…

こんな風に思っておられる方も多いと思います。

事実、かつての僕はそうでした。

慶應経済を卒業して一部上場の大手メーカーに入社し、絵に描いたようなエリート人生。

こんな良い企業を辞めたら、自分の人生は終わりだ…

 

かつてはそんな風に思っていました。

 

しかし、実際に会社を辞めてみると、そんなことはありませんでした。

 

世の中には大企業に勤めるという生き方以外にも様々な生き方があるのです。

そして、大企業から給与を貰うという金の稼ぎ方以外にも、様々な金の稼ぎ方があるのです。

 

ということで本日は、会社を辞めてから本当の人生が始まるという僕の持論を展開したいと思います。

 

会社を辞めることは大したことではない

まず会社を辞めることについてお話ししたいとのですが、皆さんが勘違いしておられるのがこちら。

会社を辞めたことがない人にとってはわからないかもしれませんが、会社を辞めることってめちゃくちゃ簡単だし、全然大したことではないんですよね。

 

確かに僕も1社目を辞めるときはだいぶ躊躇しましたよ。

 

特に僕はファーストキャリアが大企業だったので、1社目を辞める時はそれこそ涙もんでした。

ですがね、1度上司に辞める旨を伝えてしまえば、あとは簡単。とんとん拍子にことは進み、あっという間に会社を辞めることができました。

もちろん、会社を辞めてからは不安と絶望が襲いかかってきましたよ。

 

*関連記事
1年で会社を辞めた僕が感じた無職になった時の不安と絶望

 

それでも、会社を辞めた時のあの清々しさ、爽快感は今でも忘れられません。

そして、あとでも書きますが会社を辞めても人生どうにでもなるんです。

特に現在はいくらでもお金を稼ぐツールが発達していますし、現代日本で死ぬことなんてありえません。

 

日本で街を歩いていて、飢えて死んでいる人を見かけますか?

 

いないでしょ。

 

日本国にいる限り、お金がなくて死ぬことなんてまずないのですよ。

会社を辞めたらお金稼げなくて死ぬ…みたいに思っている人がこの世の中非常に多いですが、それはただの先入観です。

会社を辞めて無職を経験した僕が言っているのだから間違いありません。

 

会社を辞めたって世の中どうとでもなるんです。いくらでも食っていけます。

特に、自分でできることを増やしていけば現代日本では全然お金なんて使わずとも生きていけますからね…

自分でスモールビジネスを作って、自分でできることはお金を使わずに済ませる生き方も最近の一部の若者の間では主流になっているようですね。

半農半Xというやつです。

まあこの辺の話は伊藤先生の「ナリワイをつくる: 人生を盗まれない働き方 (ちくま文庫)」に詳しいので興味がある方はご参照ください。

 

会社を辞めると社会を俯瞰できるようになる

もう1つ僕が言いたいのは、会社を辞めると良い意味でも悪い意味でも社会を俯瞰的な視野で見つめることができるということです。

会社にいると、会社のことしかわかりません。

いわば、自分の会社が世界になるのです。

しかし、一歩会社から外に出てみると、世界は会社だけではないということがわかります。

 

ハローワークで働く公務員の人だっています。

フリーランスの人だっています

遊んで生きていくと言って就職せずに村を作って生きている人だっています

 

会社に所属する以外で生きていっている人だってたくさんいるんです。

会社員以外でお金を稼いで生きている人なんてたくさんいるのに、会社員でいるとその事実になかなか気づけないんですよねえ…

 

会社を辞めると、不思議なことに自分がいかに狭い世界で生きていたかがわかります。

1度会社を辞めてみれば、広い世界を見ることができますよ。

 

会社を辞めて自己分析をすると、天職を見つけられる

会社を辞めると社会を俯瞰できるというお話をしましたが、同時に自分をも俯瞰できるのが会社を辞めるということです。

1度会社に勤めて仕事をしていると、自分は何が得意で、何が苦手なのかということがわかると思うんです。

 

例えば僕だったら電話応対、社内調整の仕事は死ぬほど苦手でしたねえ…

僕はトロくてドンくさいほうなので臨機応変な対応が求められる電話応対なんかはいつも怒られていましたし、綿密な日程調整と折衝力が求められる社内調整業務には死ぬほど向いていませんでした。

逆に、事前に練習をしっかり行なってマニュアル通りに行う工場見学案内とか会社案内プレゼンなんかは最初から1人でこなせていたので、このへんは向いていたと思うんですよね。

 

前に立って喋る系のお仕事とか、記事を書く系のお仕事は他者からの干渉があまり無いのでノビノビとこなすことができたんですよね。

工事見学案内、プレゼン、ブログ記事執筆、このへんはある意味究極的に一方通行の業務なので僕には向いていました。

(もちろん、プレゼンならお客さんの反応、ブログなら読者の反応は見ながら進めますが)

会社でこうした業務を経験すると、自分になにが向いているのかとか、なにが向いていないのかとか、そういうことがわかるようになります。

 

すなわち、学生の時以上に自分の自己分析ができるんですよ。その結果、適職も見つけやすくなるんです。

 

社会人になってからの自己分析は学生の時以上に重要です。特に転職をするのであれば、2社目の会社選びは1社目以上に重要です。僕は2社目を3ヶ月で辞めてしまっていますが、あまりよろしいことではありませんので全力で自己分析をして自分に合った会社を探しましょう。

 

ちなみに会社員になってからの自己分析はリクナビNEXTがおススメです。

 

 

こちらに登録するとグッドポイント診断という適職診断を受けられるのですが、こちら、怖いくらい当たります。

転職をお考えのみなさんは是非とも登録してグッドポイント診断を受けておくことをオススメいたします。

 

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転職をして、天職を見つけましょう!

新しい会社員人生の始まりです!

 

別に会社員でいる必要もないよ

さて、転職をして天職を見つけましょう!とか語呂のいいことを言っておいて恐縮なのですが、会社を辞めたからといってまた新たに会社員人生をスタートさせる必要もありません。

特に今はいくらでも個人が金を稼ぐツールが整っている時代です。

会社を辞めて、フリーランス人生をスタートさせたっていいのです。起業したっていいのです。

 

え?どうやってお金を稼げばいいかって?そんなのちょっと調べりゃいくらでもやり方出てくるじゃないですか。

 

はじめのうちはマクロミルみたいなアンケートモニターサイトや、クラウドワークスのようなクラウドソーシングサイトで仕事を受注してお金を稼いだっていいと思います。

確かに安値で買い叩かれるというのは否めないですが、僕もまずはここから始めましたし、何よりも自分1人でお金を稼ぐという成功体験を得ることが重要なのです。

とにかく、その気になればいくらでもお金なんて稼げてしまうのですよ。

 

会社員を辞めて、起業家として、フリーランスとして新たな人生を歩みだす。

 

そんなことを考えたっていいんじゃないかと思います。

 

まとめ

以上、会社を辞めることに対してマイナスのイメージを持っている方と多いとは思いますが、僕は会社を辞めるというのは新たな人生の第一歩を踏み出すことだと思っています。

1社目で合わない仕事に就いたのなら、もう一度しっかり自己分析をして転職をすればより自分に合った天職に就けると思うのです。

会社員に向いていない!そう思ったのなら、フリーランス、起業家として第2の人生を歩み出せばまた新たな人生を送ることができると思います。

 

世の会社員の皆さん、今の世の中は会社を辞めることが恥ずかしい世の中ではありません。

 

むしろ会社にしがみつく方が、恥ずかしい世の中になりつつあるのです。

 

本記事を読んで、新たな人生を踏み出してくれる方が1人でも多く現れれば幸いです。

 

 

ではでは今日はこの辺で。

 

 

※ただし、あなたが新入社員であるなら円満に会社を辞めることは難しいと思います。

新入社員が円満に会社を辞める方法と、辞める際の注意点などは下記の記事に詳しく書きました。ご参照ください。

新入社員が円満に後腐れなく会社を辞める方法、切り出し方

 

 

ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。


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