総合職より一般職の方が勝ち組じゃね?一般職×副業でゆるく稼ぐ生き方

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一般職というと、一昔前は「寿退社を目指す女性社員のためのキャリア」というイメージが強かったと思います。

しかし、今の時代は違います。

一般職こそ、真の勝ち組なんです。

定時で本業の仕事を切り上げ、アフターファイブで趣味や副業に精を出す….いや、めちゃめちゃ恵まれているじゃないですか。

事実、元外交官である佐藤優氏は「一般職を選んだ方が幸せかもしれない」という記事の中で、次のように述べています。

 

仕事はあくまでも収入のためと割り切り、9時~5時の間だけ仕事に没頭する。

仕事に楽しみを見出さない代わりに、プライベートの時間を充実させる。

趣味やサークル活動、場合によっては本業に差し障らない範囲での副業も考える。職場以外の活動の場を広げ、総合職の人たちとは違った人生設計を描くことができるのが一般職の人たちの強みでもあります。

 

いかがでしょうか?

 

今の若者の価値観に、非常にマッチした考え方ではないかと思います。

 

ということで本日は、「一般職×副業」でゆるく稼ぎ、ゆるく生きるというイマドキの働き方、そして、一般職として勝ち組のキャリアを歩む方法について解説していきます。

令和の時代、総合職として出世するのはコスパが悪い

まず第一前提として、総合職はそもそもコスパが悪いのです。

漫画「カイジ」にて、帝愛グループ幹部の利根川は、一流企業に入社したサラリーマンについて次のように言っています。

 

やっと入る一流企業・・・・
これが一つのゴールだが・・・・・・・・・・

今度は出世競争・・・・ 

まだまだ自制していかねばならぬ・・・・!

ギャンブルにも酒にも女にも溺れず仕事を第一に考え

ゲスな上司にへつらい取り引き先にはおべっかを使い、遅れずサボらずミスもせず・・・・・・

毎日律儀に定時に会社に通い残業をし
ひどいスケジュールの出張もこなし・・・・
時機が来れば単身赴任・・・・
夏休みは数日・・・・・・

そんな生活を10年余続けて気が付けばもう若くない30台半ば・・・・40・・・・・・

そういう年になってやっと蓄えられる預金高が・・・・・・
1千・・・・2千万という金なんだ・・・・

※カイジより

 

いかがでしょうか?

 

めっちゃコスパ悪くないですか?

 

毎日律儀に仕事をこなし、残業し、ひどいスケジュールの出張もこなし、そんな生活を10年余続けてやっと蓄えられる預金高が、1千万….

 

いやあ、夢も希望もねえなと、ハッキリ言って思っちゃいますよね。

 

そして、今は令和の時代です。

「カイジ」が刊行されていた平成の時代とは違います。

 

今の時代は、出世をしたからといって給料が上がるとも限らないのです。

 

むしろ、出世をしても責任と残業が増えるだけなので、なんなら平社員の方がマシかもしれません。

 

「出世はコスパが悪い」という事実はデータで見ても明らかです。

例えば、2020年3月1日の日経新聞「賃下げ圧力、中高年に集中 スキル習得が経済活性のカギ」という記事には、

 

■2000年は50代大卒男性の55%以上が課長職に昇進していたのに対し、2018年は課長職以上に昇進できる50代大卒男性の割合が44%に低下

■2000年は55歳大卒男性の月収中央値が62.3万円だったのに対し、2018年は53.6万円に低下

 

というデータが記載されています。

 

すなわち、「最近は日本企業で出世がしにくくなっているし、そもそもの給料が下がっている」という事実です。

 

つまり、今の日本社会では出世はコスパが悪いのです。

 

事実、僕も新卒で大企業に入社して働いた経験があるのですが、正直なところ、出世には一切魅力を感じませんでした。

もちろん、大企業で出世すればそれなりの高給が保証されています。

しかし、さっきのデータで見たように、今の時代は出世をしても給料が上がるとも限りません。

 

さらに言えば、出世をするためには自分の時間をも犠牲にしなければなりません。

 

それこそ、カイジの利根川が言うように、

 

「毎朝8:00には出勤し、
部内の掃除をし、
ゲスな上司にへつらい取り引き先にはおべっかを使い、
遅れずサボらずミスもせず仕事をきっちりとこなし、
ひどいスケジュールの出張もこなし、
時機が来れば単身赴任をし、
夏休みは数日…」

 

そんな生活が待っていることでしょう。

そして、そんな生活を続けたところで、出世が保証されているわけでもありませんし、給料アップが保証されているわけでもありません。もっと言えば、雇用が保証されているわけでもありません。

 

それどころか、会社にどんなに尽くしてきたとしても、急にクビを切られるリスクだってあり得ます。

 

そんなリスクを負ってまで、総合職として出世するメリットはあるのでしょうか?

 

一般職はコスパが良い。これからの時代、ポートフォリオワーカーという働き方が主流になる

一方で、一般職はどうでしょうか?

一般職であれば、出世は期待できない代わりに、仕事が楽で、確実に定時に帰宅できるというメリットがあります。

その中でも最大のメリットはやはり、「自分の時間が手に入る」という点でしょう。

空いた時間で趣味なり副業なり、自分の好きなことに時間を割くことができます

 

人生100年時代の働き方を記したLIFE SHIFT(ライフ・シフト)という本には、ポートフォリオワーカーという概念が登場します。

ポートフォリオワーカーとは、「複数の仕事を掛け持つ人」という意味になります。

例えば、週休3日制の正社員として働きつつ、ブログやYouTubeで副収入を得ている人は「ポートフォリオワーカー」と言えるでしょう。

 

これからの時代は、本業の仕事はほどほどに、空いた時間を活用して副業でガッツリ稼ぐという「ポートフォリオワーカー」としての働き方が主流になってくると思います。

 

そして、そんなポートフォリオワーカーとしてうってつけの働き方が、「一般職」という働き方なのです。

 

「一般職×副業」でゆるく稼ぎ、幸せに生きている人々

では、具体的に「一般職×副業」でゆるく稼ぎ、幸せに生きている僕の周囲の人々をご紹介したいと思います。

 

かつて僕の会社には、一般職でありながら、インスタグラムでフォロワー1万人以上を誇る女性社員がおりました。

彼女は、会社では電話応対やお茶汲みなどの仕事をこなしつつ、副業でインスタグラマーとしてのお仕事をしておりました。

恐らく、副業で一般職の給料以上に稼げているのではないかと邪推しております…

 

また、一般職ではないものの、「派遣×副業」というスタイルでゆるく稼ぐ生き方を実践されている方もいらっしゃいます。

例えば、たんたんさんという方は、派遣社員として介護士の仕事をこなすかたわら、副業のブログで月収100万円以上を稼いでおります。

「もはや、どっちが本業なんだよw」というレベルですね。

派遣介護士の給料は月収で20万円〜30万円ということですから、本業の3倍以上の収入を副業ブログで稼いでいるということになります。

 

このように、一般職や派遣社員であっても、総合職よりもゆるく働き、より稼いでいるという人が世の中に大勢いるのです。

 

一般職や派遣社員としてゆるく働きながら、残り時間で好きなことをして稼ぎ人生を楽しむ

 

総合職としての出世だけに固執するのではなく、このような生き方を実践してみても良いのではないでしょうか?

 

副業で稼ぐのなんて、カンタンです。本業の仕事は適当に、ポートフォリオワーカーを目指しましょう

以上、「一般職×副業」の素晴らしさについてお話ししてきました。

とはいえ、多くの方は

 

「副業で稼ぐといっても、どうやって稼げば良いのかわからないよ…」

 

とお考えだと思います。

 

しかし、副業で稼ぐなんて、カンタンなんです。

 

YouTubeで稼いでいるニートやホームレスだっています。

治験で荒稼ぎしている働かない無職だっています。

ブログで稼いでいる田舎の引きこもりだっています。

 

ちょっと頭を働かせれば、少ない労働時間でお金を稼ぐなんて、誰もできるんです。

 

具体的な副業の稼ぎ方については、「働きたくないけどお金は欲しいという人がやるべき楽な副業6選」という記事に詳しく書いておりますので、こちらをご覧ください。

 

また、この記事を書いている僕自身は、Web業界に転職することで週休3日制の働き方を手に入れることができました。

一般職や派遣社員としての働き方も良いですが、週休3日制の正社員として働き、空いた時間で副業…というのもまた理想系だと思っています。

ご参考までに、週休3日制(週4日勤務)の働き方を手に入れる方法についての記事も書いておりますので、興味のある方はこちらの記事も併せてご覧ください。

週4日勤務の正社員の仕事を勝ち取った方法と実体験談

 

ではでは今日はこの辺で。

 

 

ここまで記事を読んでいただきありがとうございました。


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